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【格安SIMとはなあに?格安スマホとどう違うの?】格安SIM・スマホの選び方を解説します!

 

通信費が安くなる格安SIM。興味はあるんだけどまったくわからないというかたも多いことでしょう。

 

ここでは格安SIM・スマホの基礎知識から購入時のポイントを解説したいと思います。


格安SIMってなあに?


ドコモ・au・ソフトバンクがSIMロック解除の義務化をきっかけに、グンと知名度が広がった格安SIM。

 

格安SIMとはICチップのことで、このチップをスマホに差し込むとインターネットや電話ができるようになります。

 

大手キャリアのショップで機種変更するときに、社員の方が白い手袋をして慎重にスマホから取り出しているのを見たことはないでしょうか。

 

こんなやつです。

 

 

これは電話番号など識別するための情報がすりこまれているカードです。

 

本来はSIMカードというのですが、安くで提供できるSIMのことを格安SIMと呼んでいます。

 

SIMカードには、IMSIと呼ばれる固有の番号が付されていて、これと電話番号を結びつけることにより、通信を可能にします。

 

要するにこのSIMカードがあれば、カードを差し込むだけで電話番号などそのままの情報で利用できます。

 

 

抜き差しも自由にできるため、一つの電話番号を複数の端末で利用することや、複数の電話番号を一つの端末で利用することも可能です。

 

なぜ格安SIMは安いの?

いままではドコモ,au,ソフトバンクが独占しており、寡占状態だったんですね。

 

ライトユーザ向けのプランがほとんどありませんでした。

 

そこで総務省が「通信費が高すぎる」ということで、大手キャリアが電波をモバイル市場に参加したい企業に貸すという形にして、安価なサービスが実現したんです。

 

格安SIM業者のことを「MVNO」ともいう

格安SIM業者のことを「MVNO」とも言い、ドコモ・au・ソフトバンクから通信網をレンタルしている業者のことを差します。

 

図にしてみますね。

 

 

 

ちなみにMVNOは日本で登場したのは2001年からで、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の頭文字をとったものです。


 

要するに大手キャリアからインフラを借り受けてサービスを顧客に提供しているということです。

 

CMでもよく見かけますが、代表的なMVNOは

 

OCNモバイルONE
楽天モバイル
UQモバイル
マイネオ
ビッグローブ
IIJmio
LINEモバイル

 

などがありますね。

 

 

*リンクをクリックすると詳しい解説が見れるぞ!


 

いままでは自社のインフラを持ち、なおかつ免許を受けた事業者以外は、原則として業界への参入は許されていませんでした。

 

ですが、既存のサービスだけでは顧客にとって十分とはいえず、早急の改善が見込まれていました。

 

そのような状況を一変させたのが、MVNO(格安SIM)の存在です。

 

顧客にとってのメリットとしては、何と言っても料金の安さが挙げられます。

 

どのサービスが自分にとって本当に魅力的なのかが、じっくりと比較検討することで分かってくると思います。

 

格安SIMはネットや家電量販店で購入する

格安SIMは家電量販店や各社格安SIM業者のサイト、またアマゾンなどのネットでも簡単に購入できます。

 

家電量販店で購入

ココいいね!
不明な点はその場で相談できます。どのSIMがいいか迷った時はスタッフに気軽に聞けます。

 

ココイマイチ~
店舗によって取り扱っているSIMがバラバラ。ラインナップがマチマチなんです。もしほしいSIMがあるなら事前に電話で聞きましょう。

 

ホームページで購入

ココいいね!
自宅で手軽に比較して注文できます。

 

またWEB限定の割引をよく目にします。

 

人件費をかけない分安く手にはいるということです。

 

 

店舗での格安sim提供は企業からすればコストも時間もかかるのです。


 

ココイマイチ~
わからないことがあったらいちいち電話しなければならない。

 

購入前に不明な点があればサポートしてくれますが、ギモン点があるたびに電話する必要があります。

 

なので聞きたいことは事前にまとめておきましょう。

 

結構丁寧に対応してくれますが、中には知識のない人もいました。

 

アマゾンなどのネット通販サイト

ココいいね!
ネット通販では格安SIMのパッケージを入手可能です。自分の好きなタイミングでSIMを開通できるので、必要にあわせて開始できます。

 

ココイマイチ~
一定期間を過ぎると使えなくなってしまいます。SIMのパッケージの多くは開通期限が設けられており、期間内に開通しないと、初期費用が無駄になってしまうので注意しましょう。

 

格安SIMと格安スマホの違いは?

格安SIMとはSIMカードのみを指し、格安スマホとはSIMカードとスマホのセットです。

 

 

よく同じに定義しているサイトもあるので、混乱すると思いますが、正式には上記のとおりです。

 

いまでは格安SIMだけを販売している企業だけでなく、格安SIMとスマホのセット販売をしている企業もたくさん存在します。

 

 

格安SIMは自分が今使っているスマホでも差し替えるだけで使えますが、

 

スマホごと買い換えたいという方のニーズもあることからSIMとスマホのセット販売をしています。

 

もちろん自分でSIMフリーのスマホを購入して、格安SIMだけを購入しても問題なく使えます。

SIMフリースマホとは

SIMフリースマホとはどのSIMでも使えますよ~とSIMロックがかかっていないスマホのことです。

 

 

SIMフリースマホは縛られることなく自由にご自身で格安simを選ぶことができ、通信費を節約したり格安業者ならではのサービスを選択できます。

 

1台持っていればいろんな格安SIMを試せます。


 

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホは「SIMロック」といってほかのキャリアのSIMは使えないスマホ設定になっています。

 

ドコモならドコモのSIM
auならauのSIM
ソフトバンクならソフトバンクのSIM

 

でないと使えなかったのが、

 

2015年の5月に、手数料を払えばどこのキャリアのSIMでも使える「SIMロック解除の義務化」を総務省が発表しました。

 

ドコモとauは購入してから半年経てば自由に解除できる規約で、ソフトバンクはSIMロック解除対象機種が限られています。

 

格安SIMを使おうと思えば現在使用しているスマホをSIMロック解除・解約するか新しく格安スマホを買うかの選択になります。

 

大手キャリアのスマホと格安スマホどっちが得?

格安スマホに乗り換えて得する人は

 

・とにかく節約したい
・通話をあまりしない人

 

などおもに料金面でメリットがあります。

 

大手キャリアのままでいいという人は

 

・通信速度が安定しているほうがよい
・キャリアのメールアドレスを使っている
・サポートがしっかりしているほうがよい

 

などおもにサービス面での充実を求めている人です。

 

毎月の通信費を少しでも減らしたい方は格安SIMを検討してみましょう。

 

大手キャリアで家族割りしてるんだけど格安スマホに乗り換えたら損?

大手キャリアの家族割でも1人当たり月5~6000円かかりますが、格安SIMであれば、1人当たり1~2000円までおさえることができます。

 

家族向けのプランではIIJMIOのファミリシェアプランやOCNの容量シェアがありますが、

 

そもそもどのSIMも安いので大手キャリアの家族割といえど家族で乗り換えればかなり節約になるのは間違いないです。

格安SIMに乗り換えるとできなくなること

格安SIMのデメリットとして

 

通信速度は大手キャリアにかなわない
キャリアメールが使えなくなる
通話料が割高の場合もある

 

があげられます。

 

詳細は別ページで解説しております。

 

格安SIMはiPhoneでも使える

iPhoneでも格安SIMは使えます。

 

格安SIMが使えるiphoneは「ドコモのiPhone」と「auのiPnone」「SIMフリーのiPnone」です。

 

ソフトバンクのiPhoneではいまのところ格安SIMは利用できません。

 

 

【格安SIMの選び方】知っておきたい3つのポイント

 

格安SIMのプランは多種多様。

 

自分のニーズに合ったプランを予備知識なしで選ぶのはかなり困難です。

 

そこでこれらの中からあなたにあった最適なプランを探し出すためにSIMを選ぶ3つのポイントをまとめました。


 

1:SIMカードには大きく3つある

 

2:実店舗の有無や即日開通できるかを確認しよう

 

3:各社の独自のサービスを知ろう

 

SIMカードには大きく3つある

MVNO業者が提供しているSIMカードには3種類あります。

 

①音声通話SIM:メインで使う端末向き
・070/080/090/の番号で通話可能
・MNPに対応
・通話料金は基本30秒20円と安くはない
・最低使用期間は長め
・大手から格安スマホに乗り換える場合はコレ。
音声通話SIMは必須

 

②データ通信専用SIM
・料金は安め
・IP電話など使えば通話が可能
・データ通信専用の2台目として最適
・SMS機能があるかどうか確認する必要がある

 

③端末つきSIM
・端末代と通信費をまとめて使える
・端末と通信の両方のサポートが受けられる

 

実店舗の有無や即日開通できるかを確認しよう

格安SIMはネットで簡単に手に入れることができます。

 

設定もそれほど難しくありません。

 

しかし、中には設定が面倒くさい人や即日使いたい人もおられるでしょう。

 

そういう方は実店舗があるかどうかも調べておきたいところ。

 

プランの相談もできるといったメリットもあります。

 

ただ即日の電話番号ごと乗り換え(MNPという)に対応していない実店舗もあります。

 

各社の独自のサービスを知ろう

各社が値下げをしてきて価格競争になってきています。

 

 

正直料金の差はほとんどなくなってきています。


 

あとはサービスや好みで比較することになります。

 

差別化するために各社が独自のサービスを展開しています。

 

たとえば、

 

その月使いきれなかったデータ量を翌月に持ち越せるサービス
公衆のLANを無料で利用できるサービス

 

などがあげられます。

 

通信料は確実に節約できるので、それ以外の特典で判断するのも方法の一つです。

 

この3つはSIMカードを購入するうえで知っておきたい点です。

 

まとめ

いままではショップの社員さんぐらい触るぐらいだったSIM。

 

誰でも簡単に設定することができて、取り替えることにより毎月の通信費は大幅に安くなります。

 

年間3~5万円は浮くのではないでしょうか。

 

検討してみてください。

 

 

下記のページでは主要格安SIM(MVNO事業者)を比較し、ランキングにしました。

 

格安simを使いたい人の参考になれば幸いです。d(゚-^*)

 

【格安SIM比較】速度と料金でおすすめしたい格安sim