発売日：2015年12月10日

ポケモンgo!非対応機種

Liquid Z330はSIMフリースマホの中でも低価格帯に属する機種で、本体価格の安さが魅力です。

 

本来の価格である1万円台前半という安さに加えて頻繁にキャンペーンを展開しており、2016年8月現在では本体価格が3600円という驚きの価格になっています。（2016年9月1日まで限定）エントリーモデル向けのクアッド・コア（4コア）1.1GHzを搭載しておりメモリは1GBといたって平凡なスペック。

 

しかし圧倒的な安さからおすすめできるスマホです。

 

また、対応している帯域幅を見てもドコモLTEのband1・3・19・28が使用可能であり、LTEの受信が制限されることがありません。

 

これに加えて3Gでもband1・6・19に対応済みで、特にband6をおさえていることで、山間部や地方でもしっかりと3Gの電波（FOMAプラスエリア）をつかみ、通話やブラウジングが可能であるという特徴を持ちます。

 

さらにLiquid Z330の長所として挙げられるのが、電池持ちの良さです。バッテリー容量自体は2000mAhと特に優れているわけではありません。

 

むしろ2016年時点のスマホとしては、容量が小さいと感じてしまうこともあるでしょう。

 

しかし本体の消費電力量が少ないせいか待機時の電池の減りが少なく、2000mAHのバッテリーながら優れた耐久性を発揮します。

 

スピーカー音質も優れており、低価格帯のスマホの中では動画・音楽の再生に秀でた機種です。

前述したようなLiquid Z330の長所は、あくまでも「低価格帯のスマホ」とした見た場合のものであり、ミドルスペック以上のスマホと比べると全体的なパフォーマンスで見劣りすることは事実です。

 

メモリに相当するRAMが1GBですから、アプリやSNSなどを複数たちあげた場合、動作にややもたつきを感じることは否めません。

 

初期状態の容量が少ないのでmicroSDをうまく使いこなしましょう。

 

また、PCのHDDに該当するROM容量も8GBと少なく、数年前にリリースされたスマホと大差ないというのが実情です。

 

つまり、アプリをあれこれインストールしつつ動画や画像を保存していくうちに、すぐにストレージは限界を迎えてしまいます。

 

ちなみにAndroid搭載機種の場合、ストレージ（RAM）容量のうち4GBから5GBはOS、つまりAndroid自体が占有しているので、自由に使える容量は3GB程度と考えておいたほうが無難でしょう。

 

例えばツイッターを利用する場合は小まめにキャッシュを消去し、ストレージを圧迫しないよう気を付ける必要があります。

 

しかしトーク系アプリ（LINEなど）では、キャッシュを消すと履歴も消えてしまうため、友人や家族とのやり取り時に注意してください。

 

このように価格なりの「貧弱さ」があることが、Liquid Z330の短所と考えられます。

Liquid Z330の長所と短所を総合すると、「2台目もしくは中級者以上向けのスマホ」という評価になるでしょう。

 

スマホ初心者が最初の1台として購入しても良いのですが、その場合にはある程度スマホに関する知識を習得する必要があります。

 

アプリの調節や設定、キャッシュのクリアなどがそれに該当し、ガラケー時代には不要であった作業が必要になりますからね。

 

一方、ある程度スマホを使い慣れていて知識もあるという中級者以上であれば、必要十分なスペックを活かしたサブ機として重宝するでしょう。

 

通話や動画閲覧専用の端末としても役立ちます。そもそもコストパフォーマンスが優れている機種ですから、使い方次第で十分に元はとれるはずです。

 

最後にポケモンGOへの対応状況ですが、残念ながら非対応となっています。

 

ストレージやメモリの容量から考えても、明らかにきびしいことがわかりますので、別機種の購入がおすすめです。

アマゾン	１１，０００円前後 Z330BK-S [Liquid　Z330 (MSM8909/1GB/8GB/4.5型/SIMフリー(LTE)/And5.1/BK)]
格安スマホ販売業者	ビッグローブ 分割払い：月５３０円×２４ 分割のみのようです。