発売日：2015年10月中旬

ポケモンgo!対応機種

ただしAR機能はついてない

 

Desire 626は1,2GHzのクアッド・コアを搭載し、メモリは2GBという2016年時点ではミドルクラスのスペックに該当するSIMフリースマホです。しかし、カタログ・スペック以上の快適な動作を体感できるというメリットがあります。

 

ブラウジングや動作共有サイトでの動画閲覧時にも処理がもたつくことは少なく、ストレスが溜まることはありません。

 

実売価格が2万円代前半と比較的低価格な部類の機種ですが、動作の快適さに対するプラスの評価が多いことが特徴で、今まで低スペックのガラケーやスマホを使っていた方ならば買い替えの効果を体感しやすいでしょう。また、音質に対する評価が高いこともプラス材料です。

 

SIMフリースマホは、スピーカー音質についてあまり期待されていない部分があるものの、Desire 626については一定の評価を受けています。動作共有サイトで動画を閲覧したり、アーティストのPVを見る程度であれば満足できる音質でしょう。

 

さらに、カメラ画素数も1300万画素と十分であり、静止画の画質や発色は同価格帯のスマホの中では上々のできです。

 

このようにDesire 626は、普段使いの快適性、必要十分なスピーカー音質やカメラ性能を備えており、全体的にバランスの良いスマホです。

 

Desire 626の弱点としては、やや液晶の明るさに難があるという点が挙げられます。

 

液晶の表示自体に問題があるわけではないものの、最大輝度にしてもイマイチ画面がパっと明るく見えず、不便さを感じる可能性があります。

 

ただし、普段の使い方に支障がでるレベルではありません。

 

例えば写真をとる場合や日光の照り返しがきつい場所の使用では、見づらさを感じる程度でしょう。

 

さらにバッテリー容量が2000mAhとやや力不足なこともマイナス材料です。

 

2016年時点でローンチされている製品は、2200mAhから4000mAhの間が主流で、バッテリー容量だけを見るとひと昔前のスペックを彷彿とさせます。

 

ライトユーザーであればこの容量で問題ないものの、頻繁にゲームをプレイしたりSNSを更新したりという方にとっては、不満が残る可能性が高いです。

 

また、ストレージ容量も16GBと決して大容量とは言い難く、ヘビーユーザーはストレージ容量に注意しながら使う必要があるでしょう。

 

最後に注意しておきたいのが、ストラップを通す穴がないという点です。

 

スマホであっても筐体のどこかにストラップ用の穴を設けている機種が大半ですので、普段からストラップを使用する方はこの点を抑えておいてください。

 

Desire 626のスペックや機能を総合的に判断すると、スマホ初心者の入門機として適した機種という評価になります。

 

もちろんメイン機として使う上で、何ら問題のない性能を誇っています。

 

また、ハイスペックなスマホを既に所持している場合でも、サブ機として十分使用に耐えうるでしょう。

 

価格と全体的な性能が釣り合っており、割高な印象を受けることはありません。

 

ガラケーからの移行組には最適なスマホのひとつです。大手キャリア製の高価なスマホにイマイチ手がでないという方は、是非購入の候補として検討してみてください。

 

また、スマホアプリ界隈の話題を席巻しているポケモンGOへの対応状況ですが、インストールや通常プレイに何ら問題はありません。

 

ただしDesire 626はジャイロセンサーが非搭載となっており、ARモードでのプレイは不可能です。

 

さらにポケモンGOはGPS機能を頻繁に使用するため、Desire 626ではバッテリーの消耗が激しいという難点があります。

 

もともとバッテリー容量が小さめですので、ポケモンGOのプレイ時は充電可能な環境を用意すべきかもしれませんね。

 

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