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海外でiPhoneを使ってネット接続したいという人も少なくはないでしょう。
WIFiを利用してインターネット(閲覧・LINE・Facebook・Twitter・地図ルート検索ほか)、WIFIでメール送受信、カメラ撮影、時計、カレンダー、GPS機能が使えれば、間違いなく海外での生活の充実度はあがります。
行きたい場所にも迷うことなくいけるし、言語に困ったら翻訳アプリも使えるし、この上ない便利さを発揮します。
ここでは海外でスマホが使う方法を解説していきます。
■目次
1.SIMフリー端末ならそのまま利用できる
2.2週間程度の滞在でのネットの使い方
3.手持ちのSIMフリー端末が海外で使えるか調べておく
4.各国の空港や市内でプリペイドSIM手に入れよう
5.海外用SIMを日本で買うこともできる
6.iPhoneを充電するために「電源変換アダプター」を持っておこう
7.コンセントの形状が違うのでアダプターを用意する
8.海外から日本へIP電話を使う手もある
国内大手キャリアの場合、当然国内でしか通信できないため、海外用のプランを提供していますが、SIMフリーのiPhoneをお持ちであればわざわざ高いプランを契約する必要ありません。
SIMフリーの利点はなんといってもどんなSIMでも使えるという点。そのため、海外のみで使えるようなSIMを挿して使うことができます。
今では空港にプリペイドSIMといって、事前にお金を払ってその分だけ通信することができるSIMが売っていることが多いです。
ただ、いったこともない国の場合空港にそのようなSIMが売っているかどうか分からないですし、ちゃんと設定できるかどうかも不安ですよね。
その場合は事前に国内で購入できる海外用SIMがありますので、問題はありません。
設定も日本語でできますし分からないことがあれば電話をかけて質問もできるので、初めて海外にいく方などは国内で事前に設定しておくほうがスムーズに過ごせるでしょう。
ひとつ注意しておくことは、SIMを抜くと自分の電話番号が使えなくなってしまうことです。
SIMには個人の電話番号などが登録されているため、それを抜くと当然そのSIMの電話番号は使えません。
もしもSIMカードを海外仕様にして過ごす場合は、電話がつながらないことを関係者には伝えておくと良いでしょう。
ただ、無料通信アプリなどの電話はデータ通信を利用したものなので関係なく電話が使えます。
少し不便な気もしますが、それで事足りる人は良いでしょうし、もしも電話番号が使えないことで不便感じるのであれば、自分のキャリアで海外プランを契約するしかないでしょう
日本のiPhoneを持って2週間程度滞在するときのおすすめのネット環境は、音声海外ローミングON、データ海外ローミングOFF。割高なデータローミングを利用しない設定にして、緊急時の音声通話、SMSのみ利用可能にする。このとき割高なリーミング料金がかかるが、緊急用ということで最低限に抑えることが前提。
その他には
・スカイプやLINEでホテルに連絡する
・現地のwifiルーターをレンタルする
・日本の空港でwifiルーターをレンタルする
などがあげられます。
SIMフリー端末はどんなSIMを挿しても使えるという点は間違いではありませんが、その端末が対応している通信方式でない場合はいくらどんなSIMを挿しても使えません。
今世界共通で使われている通信方式は2G、3G、4Gです。ただ、日本では今は2Gでの通信方式は廃止されていますし、このような通信方式が使える国と使えない国があることは事実です。
特に新しい通信方式が出始めているときは、先進国では採用されていても後進国などでは使えないということが発生することがあると考えておきましょう。
また、この通信方式にはそれぞれ周波数帯というものが存在し、さらに区分けがあります。
この区分けはバンド番号を使って区分けされているので、使用している端末のホームページなどでどの通信方式のどのバンド方式を採用しているのかということを調べ、さらに実際にいく国がどのバンド方式に対応しているかということを調べ、合致していればその国のSIMを挿しても使えるということが分かります。
ただ、そこまで気にすることはなく、大抵の端末は複数の通信方式、バンドに対応しているので、ある程度通信網が発達している国であれば大抵のSIMが使えるといって良いでしょう。
ただ、Android端末ではさまざまな機種が出ていますので、あまり多くのバンドを網羅していないかもしれません。
海外にいく前には事前に調べておくほうが無難です。
米国と欧州でまったく違うバンドを採用している場合もあり、使おうとしている端末が複数のバンドに対応していないと、1カ国の場合は問題ありませんが、数カ国をまたいで旅行する場合はある国で通信できないということになりかねませんよ。
プリペイドSIMは各国の空港や市内で購入できます。
もちろん日本でも事前に購入できますが、現地のほうが安い場合が多いため、慣れている方やある程度手間がかかることがあっても良い方は現地でSIMを入手するほうが良いでしょう。
そのときに注意したいのが、表示価格がSIMカードのみの値段なのか、なにかプランがついていて通信量がある程度確保されている金額なのかということです。
街中でSIMを入手しようとすると遭遇してしまうのがSIMカードのみの金額を請求され、のちに自分でチャージして使えるようになるというもの。
この場合チャージして認識するまで時間がかかり、すぐに使えないという場合があります。
短期滞在であれば空港で通信量込みのSIMカードを入手するほうがすぐに使えて便利でしょう。
多少金額が余って使いこなせなかったとしても、急に通信できなくなって慌てるよりは良いはずです。
また、日本で海外用のプリペイドSIMを購入する場合、大型量販店やMVNOを利用することになると思いますが、この場合現地で入手する場合と比べ料金が高くなるかもしれません。
ただ、事前に設定できるということは日本語の説明書やコールセンターを利用でき、分からないことがあっても日本語で解決できるという点は旅行初心者や機械に弱い人にとってはメリットでしょう。
言葉が通じない国でお店に出向きSIMカードを購入するというのはなかなかストレスを感じる場合がありますから、不安な人は国内でどんなプランがあってどれくらいの値段なのか調べて購入しておくと良いでしょう。
日本で契約したsimは海外では音声通話しかできなかったものが多かったのですが、海外でもデータ通信や音声通話ができる格安simが販売されています。
言語が違う渡航先でプリペイドsimを購入するよりもグッと購入のハードルが下がりますよね。
利用できるのはsimフリー端末のみだということは認識しておいてください。
・180カ国以上で音声通話とデータ通信が可能
・7つの国エリアに分かれておりそれぞれで通話料金やデータ通信料が決められている
・1000円・3000円・5000円・1万円単位で購入可能
・アジア・北アメリカ・ヨーロッパではよりお得なパックがある
・日本人の渡航先の90%をカバー
・3つの国エリアに分かれておりそれぞれで通話料金やデータ通信料が決められている
・1000円・2000円・5000円・1万円単位で購入可能
・アメリカ・中国ではよりお得なパックがある
iPhoneの充電はどうすればよいかわからないですよね。
結論から言うと、付属の充電器が100-240Vと記載されていれば海外で使用可能。
よく見ると「100V-240V]と記載されていますよね。これは100V~240Vのコンセントに対応していますよ~という意味です。
さらにOutput14.85Vと書かれているのは、「電圧を14.85Vに変換して充電しますよ~」という意味です。
まとめると「この充電器は100~240Vの電圧を5Vに変換してスマホを充電しますね」ということです。
ちなみに上記の写真はMacbook air用の充電器で、iPhone専用の充電器だとOutput5Vなので、
「100~240Vの電圧を5Vに変換してスマホを充電します」ということになります。
*写真ではわからないくらい文字が小さかった
結論、純正のiPhone充電器でなら海外で使えます。
あくまで参考ですが、日本の電圧は100V、イギリス・ギリシャなどのヨーロッパ圏は230V(が多い)、アメリカは120Vとなっています。
ただし、コンセントの形状が違うので、行き先の国にあった変換アダプターを用意してください。
アマゾンに売っていますが、便利なのが全世界対応の変換アダプター。
デバイスネット 全世界対応 電源変換アダプター ゴーコンW2 ホワイト RW75WH/S
これ1台で150以上の国のコンセントに対応。渡航先のコンセント形状が不明な時や、数か国を周遊する時におすすめです。
IP電話とは、「050」で始まる電話のことですが、海外からの場合はIP電話用の通信アプリを利用して日本へ電話をかけるというやり方が一般的といえます。
さまざまなIP電話用のアプリが存在しますので、自分の利用の仕方にあったものをまずは見つけることから始めましょう。
意外と料金に差がありますので、どのような利用なら安く済むのか各社の説明をしっかりと見て判断しないと、決して安くないものですから損をしてしまうかもしれません。
さらに、このようなアプリは通常の電話よりも安く済む場合や、同じアプリ同士の電話であれば通話料が無料になるという特典がよくあります。
海外だけでなく、日本にいるときでもお得に電話をかけられるのはうれしいですよね。
ただ、注意点としては月額の利用料がかかるといった余分にお金を払わないといけない場合もあります。
これからもずっと使う予定で、通話料が安くなるのであればこのIP電話用のアプリを使わない手はありません。
短期で使うのであれば、契約したり解約したりすることを面倒だと感じる場合、一般的な国際電話でも良いでしょう。
IP電話用のアプリを使わずに国際電話でIP電話にかける場合は、日本へなら「81」と最初に押して、050の0を省いた50から電話番号を入力するとかけることができます。
ただ、この場合は通話料が1分で何十円、何百円となることが一般的ですので、時間には注意しておきましょう。
数分以上通話する予定があるのであれば、面倒でもIP電話用アプリをインストールして契約しておくほうが確実に安く済みます。