MIYABIはFREETELのSIMフリースマートフォン・ラインナップの中でも、上位機種に属しています。

 

最上位のKIWAMIとはスペック上で劣る部分もありますが、それはフラッグシップモデルとしてのKIWAMIの性能が高すぎるからです。

 

他社の5インチ液晶で2Gメモリー搭載モデルと比較しても、内蔵ストレージが32GBというのは大きな優位点です。

 

メモリーが2GBあれば一般的なゲームなどでのグラフィック描画もあまり問題は少ないはずです。

 

メインカメラの1300万画素、フロントカメラの500万画素というスペックも同クラスでは標準的なもの。

 

ただ、カラー展開に関しては、ブラック、ホワイト、シャンパンゴールドの三色なので、カラフルな端末を探している人にとっては選択肢から外れる可能性があります。

 

あえて問題点を上げるとすれば、ハードウェアの問題ではなく、発売時期です。

 

MIYABIの発売は2015年10月なので、FREETELの現行機種では最古のモデルのひとつです。「新しいもの好き」のユーザーには向かないでしょう。

 

MIYABIのポケモンGO対応ですが、AR機能に対応したジャイロセンサーが非搭載なので注意が必要です。

 

つまり、現実の場面でポケモンを捕まえるという体験ができません。FREETELの機種でポケモンGOを楽しみたいのなら、シャイロセンサー搭載のREIかKIWAMIをオススメします。

 

このように見てくると、総合評価は「ポケモンGOに興味がなく、新しいモデルへのこだわりがなく、モノトーンでシンプルなデザインのスマートフォンを探しているユーザーにはオススメの5インチ液晶モデル」となります。

まず処理系について、プロセッサーはMediaTek MT6735 Quad core1.3GHz、内部ROMは32GB、メモリ（内部RAM）は2GBとなっています。

 

次にカメラは、メインカメラ（リアカメラ）は1300万画素、フロントカメラ（自撮り用）は500万画素あります。

 

SIMフリー・スマートフォンで重要なポイントとなる対応周波数は全部で12バンドが使えます。

 

具体的には、2G（GSM）： 850／900／1800／1900MHz、3G（WCDMA）：2100MHz（Band1）800MHz（Band6／19）／900MHz（Band8）、4G（FDD LTE）： 2100MHz（Band1）／1800MHz（Band3）／900MHz（Band8）／800MHz（Band19）です。

 

要するに、docomo系MVMOのSIMや海外の主要都市で販売されているSIMであれば十分に対応しています。

 

Wi-Fi接続については802.11 b／g／n （2.4GHz）に対応しています。以上が基本スペックです。

 

MIYABIは「速さも、薄さも、美しい」というキャッチコピーを裏切らない性能を持ち、5インチIPS液晶搭載モデル（1280×720,HD）としては最高レベルといえます。

まず、筐体の「厚み」の問題がありますね。

 

縦横のサイズは5インチ液晶モデルとしては標準的で、厚みも8.2mmとスペック上は競合製品と遜色ないのですが、実際に手に持ってみると非常に厚い。

 

この原因はエッジのデザインです。

 

多くのスマートフォンは手に持った時の「薄さ感」を強調するために、エッジに向けてテーパがかけられていたり、表面のガラスのエッジを内側にずらすなどして、筐体の見た目を薄く見せるように工夫されています。

 

これに対し、MIYABIでは筐体裏面がセンターからエッジまでフラットなデザインを採用しているために、見た目にも、持った時にも厚く感じられてしまいます。

 

次に、LTE band7に対応していない点があり、FREETELのSAMURAIシリーズ上位機種であるKIWAMIではLTEに関して5つの帯域に対応していますが、MIYABIでは2600MHz（Band7）が未対応です。

 

日本国内ではBand7は使われていないので問題はありませんが、海外での利用で通信できない場合もあります。

 

もし、海外の特定の場所での利用が事前に想定されている場合は、そこで提供されている通信会社の通信帯域を調べておきましょう。

 

またフリーテル特有の「発熱問題」もこの雅にもおきているようですね。

 

@K248__ フリーテルはレビューが出回ってからにした方がいいですよー。
雅を使ってますが、デュアルSIMスロットだけど同時には使えないし、通知周りの動作にもクセがあります。おまけに充電しているときの放熱がすごくて🔥

— みやぷー（宮本武蔵） (@musashi_bkst) 2016年10月8日

 

ライトユーザ向けのスマホですね。電池容量も2200mAhと少な目ですし、1日持ったらいいほうかなと思います。

 

1万円台のスマホを探している人なら候補になりますが、、、酷評を見るとどうなんでしょうね。

 

買った当初は良いが、だんだん不具合が出てきて

 

・充電できない
・異常な発熱
・レスポンスなし

 

といった声も見受けられます。

 

購入から2週間と経たずにFREETEL 雅 使えなくなりおった・・・
一応は交換対応してくれるみたいだけど、さすがにこれはないわ・・・

— あーるぐれゐ＊Dr.Izzy 11/23 (@Mr_R_Grey) 2016年9月7日

 

Freetelの雅死にました．水没，外傷は無しでまず電源が入らない．
購入して9ヶ月なので保証使えたら直したいところ…
買い替えとなったらMi Max欲しい．
このレベルの品質ならFreetelは二度と買わないかな

— NOM (@nanayan) 2016年8月30日

 

FREETELの雅が購入後半年もしないで挙動がおかしくなったので買い換えるかなぁ・・・。

候補はファーウエイのP9 LITEかモトローラのMoto G4 Plusなんだがモトローラはヨドバシで在庫ないのか

— 里夢穂鳥 (@rimhotori) 2016年8月8日

 

全部の機種があてはまるわけではないので、ツイートも考慮して購入してみてください。